こんにちは、ぱんだです(^^)
奈良では今週からセミが鳴き始め、日差しの強い日が増えてきました。
暑いのは嫌いですが、夏にもいいことがたくさん!
素麺、花火、お祭り!
そして夏野菜の旬です!
今回は、最近収穫をしたトウモロコシの栽培奮闘記をお送りします(^^)
育てた品種はバイカラーのスイートコーン『スイートスター』です。
4/24に育苗ポットにタネを播いて、
1週間ほどで芽が出ました。(写真は撮り忘れてしまいました…)
5/12に肥料やマルチを張って、畑に定植しました。
定植直後の様子がこちら
撮影日:2017/5/12

本来はもっと列を多くした方が受粉率も上がるので、
粒揃いの良いきれいな実が収穫しやすくなるそうなのですが、
スペースの関係上、今回は左右交互に植える千鳥植えにしています。
畑に定植して約2週間後の様子。
撮影日:2017/5/29

ずいぶん大きくなりました!この状態で背丈が40p前後。
追肥は草丈約30pを目安に行うそうなので
株元に化成肥料を少量施しました。
さらに10日後…。
撮影日:2017/6/9

葉が大きくなり、濃い緑色も青空に映えて美しいです。
大きくなるにつれて、株元から分けつが発生してきますが、
切らずにそのままでいいそうです。
そのさらに10日後。
写真ではちょっと分かりにくいですが、頭の部分に雄花が上がってきました。
撮影日:2017/6/19

雄花が上がり始めた1週間後に雌花も出てきました。
てっぺんで開いているのが雄花、トウモロコシのヒゲにあたるのが雌花です。
撮影日:2017/6/26
ヒゲが根元まで焦げ茶色になったら、さっそく収穫!
ためしに列の端と真ん中を1本ずつ収穫してみました。
すると、皮を剥いて出てきたのは、全く見た目の異なるトウモロコシでした(笑)
左が列の真ん中からとったもの、右が端からとったものです。
撮影日:2017/7/7
トウモロコシは、1粒1粒がすべてそれぞれのヒゲとつながっています。
おそらく、端からとった右側の方は風向きなどの影響か
受粉が完璧に行えなかったのでしょう…。
粒が不揃いで隙間も目立ちますね(^_^;)
列を多くして栽培をすることの重要さを実感しました(笑)
ちなみに茹でトウモロコシで食べ比べをしたところ、
どちらもとても甘くてめちゃくちゃ美味しかったのですが、
より甘かったのは右の方でした。
なぜだろう…。
ちなみに、トウモロコシは収穫するとその直後から糖度が落ちていきます。
せっかくの家庭菜園!食べる直前に収穫してみましょう♪
収穫直後なら、生食もおすすめです!
今回育てた『スイートスター』は、甘味が強く生でも美味しかったですよ♪
お鍋で茹でてもいいですが、皮ごと4〜5分レンジでチン!
これだけで簡単に茹でトウモロコシができちゃいます(^^)
皮つきが気になる方は、皮を剥いてラップやビニル袋に入れてもできます。
育て方は簡単で、とりたても食べられるトウモロコシ栽培!
みなさんもいかがでしょうか???
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〈栽培メモ〉
土作り:1uあたり完熟牛糞堆肥 2kg、化成肥料8−8−8 120g、苦土石灰 100g
追肥:草丈約30pの頃に化成肥料30g
定植日:2017/5/12 株間30cmになるように定植(ポット播種 2017/4/24)
気候:奈良県天理市の気候に準ずる
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