などという会話をしながらおばあちゃん達が家の前を通った…という話を家族から聞いてニヤニヤが止まらないNの局です。
本日ご紹介する植物もかなり珍しい子!育てている植物の中で私が一番大切にしている子です。その名は「ドワーフジャカランダ」
初めてジャカランダを知ったのは海外旅行情報誌に載っていた写真を見た時でした。南アフリカの街路樹のジャカランダ並木が壮観で、いつかどこかでジャカランダを見てみたいと思うようになりました。街路樹にしているくらいとても大きくなる木なので、見たいとは思っていましたが自分で育てられる日が来るなんて思ってもいませんでした。(検索すると日本でも何か所か見られる場所が出てきますがやっぱりどこも結構大きい木のようです。)

海外の街路樹のジャカランダ 大きい〜
ところが!
2021年の春に「ドワーフジャカランダ」を新発売することになったんです!
ドワーフという名前の通り矮性タイプなのでジャカランダなのにコンパクト。これなら自宅で育てて花を楽しむことが出来ます。

苗の状態が悪くなって販売品から外したものをスタッフが復活させて育てていたのですが、私のジャカランダ愛を聞いて(圧を感じて?)譲ってくれたのが2021年の夏前で、その年も咲いていた花が終わった後でした。
ジャカランダを育てる時に気を付けることは冬の管理です。寒さに弱いので0℃以上で管理する必要があります。
耐寒性があまりない球根を地植えで放置しても越冬している、なんなら肥大して翌年はとても立派な株になっている奈良県北部の平坦地にある自宅の気温を過信していた私。鉢植えにしたジャカランダは冬の間、屋根と風よけ付きのガレージに移動して(一番大切な植物のはずなのに室内に入れへんのか〜い!って突っ込みは現在受け付けておりません…)越冬させました。
4月も後半、様々な植物から萌黄色のやわらかな新芽が芽吹いてくる時期になってもジャカランダは丸坊主のままで…「やらかした〜!!」
おまけに、しっかり室内に取り込んで越冬させた若い衆の家のジャカランダがいい感じに芽吹いているという話を小耳にはさんで絶望的な気分になりつつ、復活を願いながら育てること数週間…新芽が出て来て成長を始めてくれました!ちなみにその頃若い衆の家では…


立派な花が!ご覧の通り、こんなにコンパクトな樹高でもしっかりと花が咲いていました。
遅れること数週間。とうとう我が家のジャカランダも開花!

植物の生命力に感謝!
そして、これからはちゃんと室内で越冬させてあげるね!と誓ったのでした。
ちなみに我が家のジャカランダの樹高は現在116cmです。他にはない独特の色をした花に目が行きがちですが観葉植物としても販売されているくらい葉もとても美しい植物です。
耐寒性があまりないので販売は春シーズンのみ。花木担当に次の春も販売するか聞いてみたところ「できれば販売したいですが生産が少なくなっているみたいで…」とのこと。気になった方はその時に入手しないと翌年は販売されないかもしれません。大和農園も来年の春、販売できることを祈るばかりです。
そして、経験者は語る…くれぐれも越冬時の気温にご注意ください。
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