2022年06月30日

咲いたぁ〜!!!

「ここの家、いつも珍しい花が植えてあるねん」「そやなぁ〜」
などという会話をしながらおばあちゃん達が家の前を通った…という話を家族から聞いてニヤニヤが止まらないNの局です。
本日ご紹介する植物もかなり珍しい子!育てている植物の中で私が一番大切にしている子です。その名は「ドワーフジャカランダ」

初めてジャカランダを知ったのは海外旅行情報誌に載っていた写真を見た時でした。南アフリカの街路樹のジャカランダ並木が壮観で、いつかどこかでジャカランダを見てみたいと思うようになりました。街路樹にしているくらいとても大きくなる木なので、見たいとは思っていましたが自分で育てられる日が来るなんて思ってもいませんでした。(検索すると日本でも何か所か見られる場所が出てきますがやっぱりどこも結構大きい木のようです。)
街路樹ジャカランダ.jpg
海外の街路樹のジャカランダ 大きい〜

ところが!
2021年の春に「ドワーフジャカランダ」を新発売することになったんです!
ドワーフという名前の通り矮性タイプなのでジャカランダなのにコンパクト。これなら自宅で育てて花を楽しむことが出来ます。
ECジャカランダ3.jpg
苗の状態が悪くなって販売品から外したものをスタッフが復活させて育てていたのですが、私のジャカランダ愛を聞いて(圧を感じて?)譲ってくれたのが2021年の夏前で、その年も咲いていた花が終わった後でした。

ジャカランダを育てる時に気を付けることは冬の管理です。寒さに弱いので0℃以上で管理する必要があります。
耐寒性があまりない球根を地植えで放置しても越冬している、なんなら肥大して翌年はとても立派な株になっている奈良県北部の平坦地にある自宅の気温を過信していた私。鉢植えにしたジャカランダは冬の間、屋根と風よけ付きのガレージに移動して(一番大切な植物のはずなのに室内に入れへんのか〜い!って突っ込みは現在受け付けておりません…)越冬させました。
4月も後半、様々な植物から萌黄色のやわらかな新芽が芽吹いてくる時期になってもジャカランダは丸坊主のままで…「やらかした〜!!」
おまけに、しっかり室内に取り込んで越冬させた若い衆の家のジャカランダがいい感じに芽吹いているという話を小耳にはさんで絶望的な気分になりつつ、復活を願いながら育てること数週間…新芽が出て来て成長を始めてくれました!ちなみにその頃若い衆の家では…
浦くん家ジャカランダアップ.jpg

浦くん家ジャカランダ.jpg
立派な花が!ご覧の通り、こんなにコンパクトな樹高でもしっかりと花が咲いていました。

遅れること数週間。とうとう我が家のジャカランダも開花!
ジャカランダ2.jpg
植物の生命力に感謝!
そして、これからはちゃんと室内で越冬させてあげるね!と誓ったのでした。
ちなみに我が家のジャカランダの樹高は現在116cmです。他にはない独特の色をした花に目が行きがちですが観葉植物としても販売されているくらい葉もとても美しい植物です。

耐寒性があまりないので販売は春シーズンのみ。花木担当に次の春も販売するか聞いてみたところ「できれば販売したいですが生産が少なくなっているみたいで…」とのこと。気になった方はその時に入手しないと翌年は販売されないかもしれません。大和農園も来年の春、販売できることを祈るばかりです。
そして、経験者は語る…くれぐれも越冬時の気温にご注意ください。

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posted by 大和農園 通信販売部 at 10:09| Comment(0) | 私のおすすめ品種

2022年06月27日

高いのにはワケがある!

普段、ファッション雑誌は全然読まないのですが、先日歯科医院の待合室で久々に手にした雑誌で【10万円以上のバッグのコーディネート】みたいな特集があり…
(10万円以上だったら10数万とか?それでも高価だよね〜)など思いながら読み始めたらのっけから84万円のバッグが出てきて「そりゃあ10万円以上には違いないけど!!」と突っ込まずにはいられなかったNの局です。
おフランスの有名ブランド、高いのにはワケがあるんでしょうが…超〜高嶺の花!

桁違いの高嶺の花に手を出すのは厳しいですが、普通サイズの球根にちょっとお値段をプラスして豪華な花を楽しんでみるのはいかがでしょうか?

6月1日から始まった秋シーズン、秋植えの人気球根のユリを多数ご用意していますが、その中で3種類だけの販売、球根の周囲が35cm前後もある超特大球のオリエンタルユリを今回ははご紹介したいと思います。
球根比較.png

「超特大」の名に違わぬ大きさにビックリですね。

実は私も去年1球ゲットして大事に大事に育てております。スカシユリなどは一般的な大きさのプランターに3、なんなら無理やり5球位植えてしまっている私が、この球根だけは特別扱いしてあげました。10号(直径30cm)鉢に1球だけ、芽が出るまではなんとも寂しい感じだったのですが…
超特大球ユリ ツボミ.jpg
ぐんぐん伸びて鉢底からの高さ175cm、支柱を立てたものの高さ不足で斜めになってしまっておりますが、すごい成長っぷり。後ろの自転車と比べてもその大きさがわかってもらえるかと思います。普通サイズの球根と比べるとツボミの数がかなり多いんです。
楽しみにして開花を待つこと数日…

超特大球ユリ 開花.jpg
ピンクですね。ということは、品種は「ラブラドール」

咲き進んできたので美しい花とオリエンタルユリならではの濃厚な香りを楽しむために玄関の方に移動。
花いっぱいユリ.jpg

20cm超えユリ.jpg

花の大きさ20cm以上、大輪で多花って最高〜!
ツボミがたくさんあるので長く楽しめそうです。

オンラインショップで今秋販売するのは以下の3種

普通サイズの球根にはない魅力を楽しんでみませんか?
ECラブラドール.png
★ラブラドール・超特大球
実際に植えてみて花の美しさを実感!いいですよ〜

ECボンク.png
★ボンク・超特大球
こんなに目立つ色の大輪の花が、超特大球なら何輪も!豪華すぎます!

ECカサブランカ.png
★カサブランカ・超特大球
オリエンタルユリといえばカサブランカは外せない!銘花をたくさん楽しみませんか?

★単品合計より16%もお得な3種3球のセットはこちら


さて、ここでユリを育てる方に注意して欲しい害虫情報を!
前述のように、スカシユリはかわいそうな扱いをしていた私。植えっ放しのプランダーでスクスク成長してツボミも付いていたのですが、久々に見に行くと葉もツボミも食害でボロボロになっていました。

犯人はコイツ!ユリクビナガハムシです。
成虫.jpg
成虫と
幼虫.JPG
幼虫です。

親子揃って全く!!
幼虫なんて自分のフンを背負って擬態しているというからタチが悪い!
すごい食欲で、アッという間にボロボロにされてしまうので見つけ次第捕殺するかスミチオン乳剤やオルトラン等で防除(発生前からオルトランをまいておくと結構防げるようです)してくださいね。


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posted by 大和農園 通信販売部 at 10:42| Comment(0) | 私のおすすめ品種

2022年06月22日

干してみた!A

さて、ドライフラワー作りに目覚めたNの局(ウソです。目覚めてはないです。お試し中です。)のレポート第2弾です。
★「干してみた!@」はこちら

ネットでドライフラワー向きの花を探している時に、見かけたアリウム。
切花でも人気の「丹頂」(花径3〜7cm程度)などは確かにドライフラワーにもいいかも!
丹頂.png
★丹頂はこちら

でも、もっとインパクトのあるドライフラワーを目指したかった私が選んだのは「ギガンチューム・パープル」(花径15〜20cm)です。(単に丹頂を植えていなかったというのは秘密です…)
ギガンチューム.png
★ギガンチューム・パープルはこちら
本当に20cmくらいある花は花壇での存在感がすごいです。
家の中でもそれを楽みたい!ネットでもギガンチュームのドライフラワーのことは出てくるし作れなくなさそう!…というわけで吊るしてみました。
大小ギガンチューム.JPG
結果…無茶苦茶縮む〜!!!そして色が結構抜けます。
写真は2週間ほど吊るしていた花と吊るしたての花。半分くらいの大きさに…

完成したのがこちら。縮んでも10cm程度の大きさはキープしています。
ドライ・ギガン.jpg

ギガン花アップ.jpg
シックな色で色々とアレンジに使えそうです。
ギガンとローズマリー.jpg
繁茂するので困って刈り取って適当に干したローズマリーを取りあえず一緒に入れてみたセンスのかけらもないアレンジでも何となくいい感じ?
ちなみに、やや紫色が残っていて細かい花の部分もキレイに残っている方は花がキレイな時に切ってドライフラワーにしたもので、白っぽい方は花を花壇で楽しんで花の盛りを過ぎた後に切ってドライフラワーにしたものです。花がどんな時にドライフラワーにするかでも趣きが変わりますね。

調子に乗ってバラもやってみましたがいかがでしょう?
バラドライ.jpg
写真マジック!小瓶に入れているので大きく見えるかもしれませんがバラもかなり縮んで花の大きさは3〜4cmくらいです。

他にも、うちの部署のスタッフが、花木の中でも毎年人気の高いアカシアをドライフラワーにしたものがこちら。
瓶ミモザ.jpg

吊るしミモザ.jpg


これは「アカシア・ポダリーフォリア」という品種です。
大人気のアカシアは品種が色々あるので大和農園でも品種を変更しながら販売しています。個人的には花の見た目の違いよりも葉の形や色が結構違うことが多いと感じます。また、矮性でコンパクトに育てられるタイプやあまり横に広がらず樹形が整うタイプなどの特徴がある品種も。毎シーズンチェックしてお気に入りを見つけてもらえると嬉しいです。
今シーズンは葉の色や形が美しい「銀葉アカシア(ミモザ)」を販売しています。
銀葉アカシア.jpg
★銀葉アカシア(ミモザ)はこちら

ドライフラワーといっても多種多様。
皆さんも色々と試してみてはいかがでしょうか?

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posted by 大和農園 通信販売部 at 10:12| Comment(0) | 私のおすすめ品種