2015年08月28日

ソラナム・続々報


こんにちは、大田です。

先日、会社の下足箱のあたりで大きなコオロギを見かけたのですが、綺麗な音で鳴いていました。まだまだ暑いですが、秋を感じることが多くなりました(^_^)

さて、今回は、以前にもご紹介したソラナム栽培の続々編をお届けします。
 過去の記事はこちら

3/25に播種、5/9に定植と進んできたソラナム・とげなしつのなすとパンプキン。
なかなか花が咲かないなと思っていたのですが、パンプキンは6月になると蕾を付け始め、開花後あっという間に実を付けました(^_^)

撮影日2015/06/25
パンプキン実.jpg

小さいながらもくびれていて、パンプキンらしさを出しています(>_<)
ただ、かなり濃い緑色で、場所によっては紫色。いつオレンジ色になってくれるのだろうかと心配していました。
すると500円玉くらいの大きさになった実が7月の中ごろから徐々に色づき、気づくとこんな感じに。

撮影日2015/07/24
パンプキン途中.jpg

花房がついてから2本仕立てにしていたのですが、下の花房からオレンジ色になりました。
パンプキンっぽいです (^_^)

撮影日2015/07/31
パンプキン赤実.jpg

その後も順調に色づき満足していたのですが、ふと気づいてしまいました。
今は8月で、オレンジ色のパンプキンが活躍するのは、10月末。
すでに初めになった実は完全に熟してしわしわになり始めており、10月まで保ちそうにはありません。
会社の受付をソラナム・パンプキンでハロウィン仕様にする目論見は潰えてしまいました(>_<)
どうやら播種が早すぎたようです。ソラナムはまき時期が遅いと実付きが悪くなるので早めにまきましたが、ソラナム・パンプキンは比較的実付きが良い方のようです。
ハロウィンに合わせるには4月の中頃に播種するのが良いようなので、来年もハロウィン目指してリベンジしたいですね(>_<)


さて、もう一つのソラナム、とげなしつのなすですが、こちらは6月の終わりに花を咲かせました。綺麗な紫色の花です(^_^)

撮影日2015/06/29
つのなす花.jpg

こちらは開花してもなかなか実を付けず、葉が茂っていくばかりでしたが、葉をかき分けて探していると、小さな実を発見しました。

撮影日2015/07/31
つのなす小実.jpg

つのなすの“つの”もちゃんとついています。
これが耳になって、キツネの顔のようにも見えるので、とげなしつのなすの別名はフォックスフェースといいます。

撮影日2015/08/28
つのなす実多.jpg

8月中にいくつか実がついて、キツネがたくさんなりました。
色づいたら、一番キツネらしい実を選ぼうと計画中です(^_^)


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posted by 大和農園 通信販売部 at 17:56| Comment(0) | 栽培奮闘記

2015年08月24日

これから気を付けたい果樹花木の害虫


こんにちは!MASAです(^^)/

今年は例年と比べて暑さが引くのが早く、朝晩は涼しくなってきましたね!といってもここ数年の夏が異常だったわけですが(-_-;)

さて、今回は前回までの栽培奮闘記とはガラッと雰囲気を変えて、近年日本に入ってきて、これから日本の果樹花木に脅威を与えそうな害虫のお話をしたいと思います。


近年日本と海外との取引が活発になったことによって、その弊害として様々な外来生物が日本に入り、既存の生態系を脅かしていることは皆さんもご存じではないかと思います。有名どころでいえば、ブラックバスやウシガエルなどが挙げられるでしょうか。


外来生物が与える影響は様々で、例えば競争相手がいないことで爆発的に増加して日本の在来種の居場所を追いやったり、在来種を捕食して数を減らしてしまったり、日本になかった病気を蔓延させて大量死を引き起こした事例などが数多く報告されています。


今回ここでご紹介する害虫も、経緯はわかっていませんが近年日本に入ってきた外来種です。

その害虫の名前は、クロジャコウカミキリ Aromia bungii です。

標本.jpg


こちらがクロジャコウカミキリ。左の体が大きく触角が長いのがオス、右の体が小さく触角が短いのがメスです。2012年に愛知県で、2013年には埼玉県で侵入が確認されています。最近では関西地方でも確認されています。胸の部分が赤いことが特徴で、大きさは22〜38mmほどになる大型のカミキリムシです。


ではこのカミキリムシの一体何が危険なのでしょうか?

その答えは、クロジャコウカミキリが寄生する樹木の種類にあります。

実はこのカミキリムシ、日本全国で見られる、サクラに寄生するんです(>_<)

食いカス.JPG


こちらは実際クロジャコウカミキリが食い入ったソメイヨシノの木の写真です。木肌に穴が開いて傷つき、地面には木くずが沢山落ちているのがわかります。もしこのカミキリムシが日本全国に分布を拡大していくようなことになると、日本の桜の名所といわれるところは大変なことになるでしょう( ;∀;)


穴と樹液.JPG


こちらの被害に遭った穴からは樹液が出てしまっています。こうなってしまうと、枯死の危険性が非常に高くなってしまいます(・_・)

ちなみにクロジャコウカミキリは、サクラのみならず、ウメ、カキ、モモなどの果樹類にも寄生することが確認されています。もし拡大してしまったら、これらの果樹産業にも大打撃を与えかねません(-_-;)


もしこのような被害が確認された場合は、他のカミキリムシ防除と同様に成虫を駆除し、食跡の穴に殺虫剤を注入して専用の保護剤で埋める必要があります。被害のひどい木は伐採し焼却処分して、寄生しているカミキリムシを根絶させなければいけません。


このような外来生物の被害を出さないために、皆さんに守っていただきたいことを書いて、このブログを締めたいと思います。

1. 勝手に生き物を持ち出さない!
2. 勝手に生き物を野外に放さない!
3. 生き物を飼うときは最後まで責任をもって育てる!

日本に訳も分からず連れてこられ、放された場所で必死に生き抜くために生活を確立させた結果、人間に不都合が起きて駆除される.…。こんなことが繰り返されてはいけません。外来種と呼ばれる生物には、きちんとした生活場所が確立されている母国があります。彼らの生活を狂わせないために、影響力が一番大きい我々人間が気を付けてあげるべきでしょう。


いかがでしたでしょうか。今までとは少し違ったテイストの記事でしたが、日本にはこのクロジャコウカミキリの他にも甚大な被害を与えそうな外来生物は数多く報告されています。今回は動物メインの記事となりましたが、もちろん植物でも同様の事態が起こっています。これらの生物が拡大しないように、そしてこれ以上日本に入れないように、一人一人が意識して防除していきましょう。

以上、MASAでしたm(__)m


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posted by 大和農園 通信販売部 at 16:55| Comment(0) | オフタイム

2015年08月21日

真夏に咲く鹿の子ユリ


こんにちは!SHOです。
お盆も終わり、夏の暑さもほんの少しだけ和らいだ気がしますね(;´Д`A
今回は8月に入ってから開花した鹿の子ユリについてご紹介いたします。

●鹿の子ユリとは?
四国の南部や、九州西部、台湾、中国南東部などに分布する野生ユリです。
名前の「鹿の子」は、花に鹿の子絞り(絞り染めの一種で、模様が小鹿の背のまだらに似ている)に似た模様が入ることに由来しているそうです。
主な開花期は7月〜8月中旬と言われています。


撮影日:2015/07/15
DSCF6795bb.jpg
こちらは ‘ カサブランカ ’。
7月の中頃を迎えた頃にはほとんどのユリが開花しておりましたが・・・


撮影日:2015/07/10
DSCF6754bb.jpg
(雑草が多くてすみません)
当社で販売しております ‘ 紅鹿の子ユリ ’ はというと、まだまだ生育途中でした。

DSCF6756bb.jpg
つぼみの大きさは人先指の先ほどくらいでまだまだちっちゃいです!

撮影日:2015/07/24
DSCF6822bb.jpg
7月の終わりになって少し大きくなりましたが、開花がいつになるのか想像がつきませんでした。

撮影日:2015/08/11
DSCF6949bb.jpg
開花したのはお盆を間近に控えた頃になりました。

DSCF6954bb.jpg
夏の強い日差しを背にしてみると、花弁の紅色に透明感が加わってとてもきれいに見えました!
濃い紅の模様も美しさを引き立てていますね。
他のユリたちとではなく、春植えの球根たちと開花期が揃うのではないでしょうか。
透き通るような花色が暑い夏を鮮やかな色で飾ってくれること間違いなしです(゚∀゚)


・・・ということで今回は今年の8月に開花した鹿の子ユリの様子をご紹介しました!

奈良県での栽培の一例にしか過ぎませんが、花の色や開花時期など参考になれば幸いです。
秋カタログ2015でも多種多様なユリ球根を各種発売中です。お楽しみくださいませ!!


SHOでした!

※2015年秋の販売は終了しました。

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●栽培メモ
植え時期:12月下旬(適期はスカシユリで9月〜11月 テッポウ・オリエンタルユリで11〜12月)
植え場所:地植え (深さ20〜25 cm・株間は20 cmほど)
温度条件:奈良県の気温に準じる
土壌条件:畑の土 今回は無施肥ですが、花付きを良くするために追肥を推奨
水やり他:土の表面が乾かない限り水やりは天候任せ
posted by 大和農園 通信販売部 at 16:06| Comment(0) | 栽培奮闘記